七宝焼きとは
『七宝焼き(しっぽうやき)』とは、金・銀・銅などの金属製の下地の上に、ガラス質の釉薬をのせて、800度前後で焼成する伝統工芸技法のひとつです。
その優美な色彩と光沢から、仏教典で七種の宝石(金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚・瑪瑙・しゃこ)にたとえられて日本では七宝と称され、世界中の人達から愛好されています。
紀元前の中近東で技法が生まれ、シルクロードを通って、中国に伝わり、さらい日本にも伝わったというのが通説です。エジプトのツタンカーメンの黄金のマスクにも使われた技術をもつ七宝焼き。金に青い縞模様が七宝焼です。ツタンカーメンのマスクのように、長い年月を経ても色あせない七宝焼き。
七宝焼き体験では、『作った七宝焼きは代々受け継いでいってくださいね』とお伝えしています。